(ヽ'ω`) < Vultrについてあれこれ
(ヽ'ω`) < この記事書いたのいつだっけ
今見たら半年前に下書き状態で放置してたやつだ… 現在の状況と違う点もあるかもしれないけど、まぁ参考程度にってことで。
(ヽ'ω`) < サーバをシャットダウンしててもお金かかるの?
かかります。
Vultr.com Frequently Asked Questions - Vultr.com
Do you pay for your server when it's off? - Vultr
この辺りはDigitalOceanとかと同じ。課金を停止したい時はサーバを削除する必要がある。スナップショット機能でサーバの状態を取得・復元が可能。ただし、復元時にMACアドレスが変わりudevdの働きでインターフェース名が変更されるので、そのあたりの調整は必要。
(ヽ'ω`) < 追加IPはもらえるの?
1つのサーバにつき、IPv4アドレスが1つ追加可能。 追加料金として、$2.0/月か$0.003/時のどちらか少ないほうがかかる。サーバと同じく、1時間以下の利用でも1時間として課金される。
Add a Secondary IPv4 Address to Your VPS - Vultr.com
上記の設定例を見る限り、仮想NICの追加ではなくサブインターフェースによる提供のよう。 また、IP追加時はサーバの再起動が必要となる。
(ヽ'ω`) < OBP25してる?
してる。外部25番ポートへのOutboundはブロック済み。
Vultr.com Frequently Asked Questions - Vultr.com
制限を解除したい場合は、サポートチームに連絡してAuthorization Formを埋めろって書いてあるけど、多分ユーザメニューのSettingsの項目を全て入力した上で、サポートチケットの発行でOKだと思う。
(ヽ'ω`) < DDoS対策サービスって提供してる?
今のところはない模様。
DDoS食らったらnull routingするって書いてあるが、手動なんだろうか…?
(ヽ'ω`) < 転送量上限ってどれぐらい? 超過した時の料金は?
転送量上限はプラン次第で、1000GBytesから。
Vultr.com Frequently Asked Questions - Vultr.com
転送量を使い切ると、以下の通り追加の料金が発生する。
リージョン | 1GBytesあたりの料金 |
---|---|
東京 | $0.05 |
シドニー | $0.10 |
それ以外のリージョン | $0.02 |
(ヽ'ω`) < 転送量上限の値って上り? 下り? それとも合算?
ここがDigitalOceanやAmazon EC2と違ってるところで、上りと下りどちらかの多い方が測定される。
Vultr.com Frequently Asked Questions - Vultr.com
例えば
- 上り(vultr -> インターネット)の転送量が800GBytes
- 下り(インターネット -> vultr)の転送量が900GBytes
という状態の時、それぞれの転送量は1000GBytesを超えていないので、追加の料金は発生しない。
上り・下りどちらかの転送量が1000GBytesを超えると、追加の料金が発生する。
ちょっと怖いのが、DDoS攻撃を食らった場合。DigitalOceanやAmazon EC2の場合、下りの転送量に関しては追加料金が発生しないが、vultrの場合、下りでも超過分の料金が発生してしまう。自分が気付くか、或いはvultr側でnull routing設定されるのが先かはわからないが、気付かないでいると、とんでもないことになってしまう。
実際のこの辺りの取り扱いがよくわからなくて、サーバが応答不能状態になると、そこでカウントが止まるのか、サーバではなくスイッチまでのトラヒックで課金されるのか。
(ヽ'ω`) < サーバ破棄してスナップショットから復元したらグローバルIPが変わるの?
DigitalOceanと違い、今のところは変わらない模様。
上でも述べた通り、サーバのMACアドレスが変わるので、インターフェース名を戻すための調整は必要。
(ヽ'ω`) < バックアップ機能って提供されてる?
スナップショットの自動取得機能が用意されている(有料)。
サーバ毎に有効/無効の設定が可能で、各サーバにかかる料金の+20%が追加課金される。
VPS Automatic Backups - Vultr.com
ただ、説明を読む限りでは、
- スナップショットを1日1回取得する
- 保存されるのは2世代のみ
- 個別のファイル取得は不可で、スナップショットの復元のみ
- 当然のことながらSQLサーバのようなものは、別途プログラムのバックアップ機能を使用して保存・復元を行わなければならない。
と、現状ではそこまで高機能とは言えない状態。